日本人の平均身長
日本人の平均身長は伸び続けてきましたが、実は平成にはいり平均身長の伸びが鈍化しつつあります。世界ではどのようになっているかも興味のあるところです。一番伸びる時期も昔と同じ中学生なのか、気になりますね。
日本人の平均身長
日本人の平均身長は、文部科学省にて明治38年からの記録が残っています。当時は17歳の平均身長が男子は157.9cm女子は147.0cmとずいぶん低く、平成17年では17歳の平均身長が男子で170.8cm、女子で158.0cmと高くなってきました。高くなった要因としては食生活の変化や生活様式の変化などが挙げられます。食生活の変化として、飽食になったことと肉食になったことがあげられます。日本人の身長が伸びたことに欧米の食事が増えたといわれていますが、世界の歴史から見ても肉食になって身長は高くなってきたという説があります。骨を形成するカルシウムのほか十分なにたんぱく質によって周りを支える筋肉が発達したからといえるのでしょう。
世界の平均身長
世界でもっとも平均身長が高いといわれているオランダでは男性が182.5cm、女性が170.5cmもあるそうです。食生活をみてみると、ニシンやチーズをよく食べるからという理由があります。しかし、そのオランダでも身長の伸びが止まっているといわれています。身長の伸びは食べ物に関係するため、先進国で十分な栄養の下に育った身長はこれ以上の伸びは期待できないのかもしれません。また、アメリカは都市化や人口増などによりストレスが多くなったせいか平均身長が低くなっているというデータもあり、日本でも過度なダイエット、カルシウム不足、睡眠不足などで平均身長が頭打ちになっているようです。世界一背が高い人はどのように高くなったのでしょうか。亡くなってしまった史上最長といわれた男性も、現在世界一といわれる男性も脳を刺激されて、成長ホルモンが異常に分泌されたため長身になってしまったとか。
平均身長からみる中学生の変化
平均身長の一年間の伸びを比べてみると明治から戦後にかけては、男子が中学3年ごろ、女子が中学1年ごろに身長が一番伸びる時期がありました。2005年では男子は中学1年、女子が小学6年の間に一番伸びています。男子は相変わらず中学生に伸びますが女子は小学生ということになりますね。ピークを過ぎた後、背の伸び幅は急激に少なくなっていきます。これは、日本人の平均身長が伸びなくなったということにも深く関係がありそうです。ジャンクフードの普及により背が伸びるための十分な要素が得られなくなったり、中学生であっても十分な睡眠が取れなくなったり、ストレス社会が中学生の成長まで影響しているのかもしれません。それらの原因は、身長のような外見だけではなく内面の「こころ」にも影響があるのではないでしょうか。
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